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help リーダーに追加 RSS 横風に弱い日本の玄関口・成田国際空港

<<   作成日時 : 2005/04/07 22:50   >>

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JAL系が落ち着いたと思ったら、今度は成田でANA系の日本貨物航空(NCA/ニッポンカーゴ)の事故。

『成田空港:強風で貨物機着陸ミス エンジンが滑走路に接触』

第一報では出ていなかったのですが、次第に内容が詳しくなるにつれ、状況がわかってきましたが、「南西の風にあおられて」という文を見て「やっぱり…」と思いました。

実は、成田空港は全部で滑走路を3本持つことになっているのですが、まだ着工さえしていない滑走路があります。3本目の滑走路は横風用なのですが、この向きがまさに南西。つまり、横風用の滑走路があれば、発生しなかった可能性が高い事故です。

通常、空港建設の場合は、少なくとも3年間は風の向きなどをチェックして滑走路の向きを決めます。セントレアや関西空港・千歳空港などは同じ向きにしか滑走路がありませんが、つまりそうでない向きの風はあまり吹かない、ということなのです。
ところが、羽田空港には交差する斜めの横風用滑走路(B滑走路)がありますし、成田でも計画段階から横風用の滑走路があったわけです。つまり、初めからそういう風が多いことが想定されている、ということです。
以前、セントレアで訓練をする際に、訓練機が横風で着陸できずにダイバートした際に、「そんなの初めから分かっていたはずなのに」と書いてた方が多くいましたが、そういった理由があるのであまり的は得ていないと思います。むしろ、年に数回もないような風に対して弱いと批判するのであれば、成田空港などは建設前から想定されていた南西の風に弱いという弱点が、1978年の開港以来全く解消されていない事実をまず批判すべきでは?という気がしたのは事実です。

そんなわけで、今回の事故に限らず、南西や北東の風にあおられるケースというのは、これはもはや成田空港の「持病」と言っても差し支えないかと思います。
成田空港は拡張のペースが非常に鈍い空港で、開港後20年以上かかって、ようやく2本目の滑走路が出来たというありさまで、しかも完全に出来あがったわけではありません。この調子で行くと、3本目の滑走路はいつ出来るか?強行したら空港反対派が黙っていないでしょうし、日本の玄関口の空港の弱点が克服されるのは、まだまだ先のようです。

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 成田空港の場合、土地収用に関する弱腰も問題ですが、それ以上に基本構想の時点で大きなミスがあります。それは、平行滑走路の全長を2,500mに設定してしまっている事です。完全なオープンパラレル運用にする為には、2本とも4,000mにする必要があるのですが、これから空港計画を変更しようものなら、それこそ周辺の「ナリバン」が黙っちゃいませんからね。
 そういう意味では、横風滑走路も最低3,500m、出来れば4,000mは欲しい所です。まぁ、C滑走路(になるのかな?)を着陸専用と割り切れば話は別ですが。
ひな
2005/04/08 13:05

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