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zoom RSS たかが運転士、されど運転士

<<   作成日時 : 2005/05/04 21:50   >>

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先日の福知山線の事故の事故で、こんな記事がありました。
脱線電車に運転士2人 乗客救助せず出勤
で、マスコミは毎度のことながら大騒ぎです。他のブログでも、この件についての意見がいっぱい出ていました。当然のことながら、いろいろなコメントもあるわけです。

そんな中、私がちょっと気になったのは、運転士が救助活動も行わないことに憤る内容の記事につけられた、こんなコメントでした。
たかが運転士が事故現場で何ができるんでしょう?
ああ、やっぱり一般の人にとってはそういうイメージなんだ…と、いささかがっかりしたのでした。

電車の運転士・車掌に限らず、バスやタクシーの運転手、飛行機の乗務員、船の乗組員など、業務上多数の乗客の命を預かる資格に共通するのは、応急救護の講習が義務付けられているということです。大多数の人が自動車の運転免許は持っていると思うので、一番近いところで二種免許を例にします。

普通免許でも応急処置の講習くらいはありますが、時間的には数時間で、学科教本の中の数ページ分という事で、「参考知識として知っておくこと」という位置付けに見えます。
しかし、乗客の命を預かることになる二種免許では、全部で7時限の講習があり、それだけで教本が1冊あるのです。実習もあって、例えば「30秒以内に三角巾で腕を吊るす」というものもあり、出来るようになるまで延々やり直しです。これをクリアしないと、技能試験の成績がどんなによくても免許は交付されません。

何が言いたいのかというと、「仮にもそういう専門教育を受けている以上は素人ではない」ということです。当事者ではないので深い追求はしませんけれど、発生直後から救命救急隊やレスキュー隊が来るまでの間、何か出来ることがあったのではないか…と思うのです。実際、鉄道業界で車掌や運転士の方が作成しているブログで「そういうときこそ率先して何かするべきではないのか?」という意見が目立っていましたから…。

そんなわけで、「たかが運転士」とは思って欲しくない、というのが正直な心情です。間違いなく専門教育を受けて、乗客の命を預かる仕事なのですから…。

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りゅうちゃんミストラル
2005/05/06 15:31

コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
こんにちは。

この日記を参考にして私も日記を書きました。
引用もさせていただきましたし、
トラックバックも送りました。

日記の内容に賛成します。

それでは。
「たかが運転士、されど運転士」について
2005/05/07 13:23
トラックバック&コメントありがとうございます。
私の記事で二種免許を引き合いに出したのは、私自身が大型二種免許を取得するときの経験からで、受講しているときに「やはり多くの人の命を預かる者は、それなりの知識が必要なのだ」と実感したのでした。
ただ、運転士という職業が軽く見られていることについて、大変残念に思ったのでこの記事を書いた次第です。
のぞみくん
2005/05/07 19:06

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