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zoom RSS あまり値下げ競争が激しいのも…

<<   作成日時 : 2005/06/28 20:14   >>

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落ち着いたかのように見えた鉄道vs特急バスの対抗、まだまだ続いているケースもあるようです。
仙山線山形―仙台間のお得な2枚組切符発売へ・JR東日本
JR東日本は7月1日から、仙山線山形−仙台間の片道券を2枚1組にした「山形・仙台W(ダブル)きっぷ」(有効期間は1カ月)を1500円で販売する。
これまでは片道券4枚組を3000円で販売する回数券があったが、小口に分けることで、より利用しやすくなるほか、従来の往復きっぷ(1700円、有効期間2日間)より割安な上、有効期間が長い。さらに往復の使い方だけでなく、片道を2人で利用する使い方もできるため利便性が向上する。同区間の快速、普通列車が利用できる。
発売を記念し、同切符の利用者を対象に、仙台市のフルキャストスタジアム宮城で行われるプロ野球・東北楽天ゴールデンイーグルスの観戦チケットが当たるキャンペーンも行う。また、これまでの回数券と往復きっぷの販売は6月30日までで終了する。
問い合わせはJR東日本山形支店023(622)8977。(山形新聞)
仙台〜山形(62.8km)は、昔から都市間連絡の路線として、国鉄時代には急行「仙山」、現在も快速「仙山」という、そのものズバリな列車が走っています。ちなみに片道の普通運賃は1110円です。
仙台〜山形を直通する列車の本数は毎時1本程度と少ないことから、特急バス(宮城交通・山交バス)はフリークエンシー10〜20分ヘッドで対抗しています。バスの方は片道750円・回数券が2枚で1400円・6枚で3600円となっていますが、実は最初からこんなに安かったわけではありません。確か最初の頃は往復で2000円程度だったと記憶しています。

こうなったのは、2004年2月7日に新規参入事業者の富士交通が低価格で参入してきたのがきっかけです。もともと富士交通は貸切専業のバス会社で、2002年10月から高速バス(仙台〜福島・郡山)に参入してきた会社です。
しかし、仙台〜山形については、どうやら初めから消耗戦の様相を呈していたようで、富士交通はわずか半年後の8月23日に民事再生法の適用申請、11月9日には撤退してしまいました。
福島・郡山〜仙台はまだ利用者がある程度ついているようで、現在も富士交通・桜交通の共同運行で続けていますが、こちらも片道800円(福島線の場合)・回数券が2枚で1100円・10枚で5000円とダンピングとしか言いようのない設定で、これまた既存の路線(福島交通・宮城交通)との消耗戦の様相を呈しています。

しかしながら、こういった価格競争、一見利用者にとっては歓迎すべきことに見えますが、果てしないダンピング競争の結果、当然のことながら利益率はかなり下がります。仙台〜山形は既存の会社が生き残ったわけで、それなりの利用者はついていると思いますが、今さら運賃を元に戻せないでしょう…。この埋め合わせはどこに行ってしまうのか?ということが妙に気になるのは、私だけなのでしょうか…。
そういう意味では、逆に考えればJRの方はまだマシなのかも…。都市間輸送がなくても、仙山線の仙台近郊区間はかなり乗客が多いので、線区全体の収支としてはさほど影響が出ないのかもしれません。うかつに本気を出させると怖いぞ〜…という気がするのですが。

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