Cassiopeia Sweet Days

アクセスカウンタ

zoom RSS 古い車両のメンテナンスも大変ですね…

<<   作成日時 : 2005/08/28 00:35   >>

トラックバック 4 / コメント 2

どうも、簡単に「部品がなければ作る」とは言えないみたいですね。
SLあそBOY 28日ラストラン 復活への道なお遠く
九州から再び、蒸気機関車(SL)の黒煙が消える。熊本市と阿蘇を結んでいたJR豊肥線の「SLあそBOY」(熊本―宮地間)が二十八日、最後の運行に臨む。引退したSL(8620形)をJR九州が復活させたのが十七年前の八月二十八日。九州唯一のSLの力走は、同社トップの人気を誇っていただけに、廃止を惜しむ声は絶えない。なぜ、廃止なのか。再度復活する道はないのか、探った。(経済部・吉武和彦)

■焼けた車軸部品
廃止は、ある「事故」が決め手になった。
三月二十八日正午ごろ、満員の乗客百五十人を乗せた立野駅(熊本県南阿蘇村)手前で事故は起きた。阿蘇・外輪山の急こう配の始まりだった。
「ギギギ…」。異音に気付いた運転士が車軸を点検すると、三つ並ぶ駆動輪のうち、前から三番目を支える金属製の円形車軸部品「砲金メタル」が焼けていた。やむを得ず自力走行を断念。応援のディーゼル機関車が後ろから押し、終着の宮地駅(同阿蘇市)まで走行した。
実は、事故は二度目だった。三月下旬の季節運行開始を前に試験運転していた同十九日、二番目の砲金メタルが焼けていた。ボイラーを載せ、駆動輪を支えるSLの背骨といえる鉄製の「台枠」(長さ九百九十センチ、幅九十センチ、高さ八十九センチ)が変形していたのだ。
「あそBOY」の車体は、一九二二年製。JR各社で現存するSL七両の中で最も古い。JR九州は、何度も修繕を繰り返してきたが、今回の事故には「誕生から八十三年。耐久性が落ち、長く運行するのは困難」と判断せざるを得なかった。

■60階ビルを登る
台枠が傷んだ原因は何か。JR九州や鉄道ファンは「熊本―宮地間の高低差にある」とみる。
立野駅(海抜二百七十七メートル)から、阿蘇谷の赤水駅(同四百六十五メートル)まで約八キロの高低差は、六十階建てビルに相当する百八十八メートル。一度では登り切れないため、いったんバックして登り直す「スイッチバック」運転があり、JR各社のSLの中で、唯一といえる難所だ。
八八年、引退していたSLを「あそBOY」として復活させた同社は「阿蘇観光の目玉に」と、“老体”をこの急こう配に投入。三―十一月の季節限定営業とはいえ、乗車率は70%超。大分・由布院観光で人気の特急「ゆふいんの森」の60%を凌ぎ、同社ではナンバーワンの観光列車になった。営業面では「成功」したものの「SLには無理をさせた」というわけだ。

■小倉工場で調査
では、「あそBOY」の復活はないのか。カギを握るのは、やはり台枠だ。同社には設計図が残っているが、師村博運輸部長は「再生は非常に困難」と言い切る。
走行時、台枠はボイラー熱で膨張する。このため、あらかじめ「誤差」を考慮して設計されている。ここに「再生困難」の理由がある。
現在の鉄と八十年前の鉄では成分が異なり、膨張率に違いが生じる。たとえ同じサイズの台枠を作っても、走行中にボイラーが熱を帯びて台枠が膨張したとたん、車軸のバランスが狂い、部品が焼ける恐れがある。
無論、同社はあきらめたわけではない。石原進社長は「鉄道マンとしてSLには郷愁の思いがある」と話す。二〇一一年春に博多駅まで伸びる九州新幹線鹿児島ルートの全線開業に合わせ、「あそBOY」を九州観光の目玉に据えたいのだ。
廃止後は、「あそBOY」を小倉工場(北九州市)に移し、復活に向け車体調査に乗り出す。七月には、日立製作所など車体メーカー四社に対し、台枠の再生を打診した。
だが、その打診から一カ月以上たった今、師村部長はこう言う。
「あれから、どこからも音さたがない」(以下略:西日本新聞)
結局のところ、まるまる1両作るしかなさそうですが、いったいいくらかかるんだ(^_^;)。
ちなみに、蒸気機関車そのものは現在でもアトラクション用で製造されています。といっても、現在製造できるのは協三工業だけなのですが。東京ディズニーランドの中の「ウエスタン・リバー・レイルロード」で走っている機関車も、石炭ではなくて重油専燃ではあるものの、実はれっきとした蒸気機関車なんですよ。

古い車両のメンテナンスで思い出すのが、JR東日本のイベント用電気機関車・EF55(1936年製)です。この機関車、1990年代中盤(正確な年月を忘れてしまいました…)に大宮工場に全般検査のため入場…したまでは良かったのですが、交換しようにも部品がない箇所が続出したため、必死でかき集めたりしたそうですが、保存機関車から流用できればいい方で、本当に部品を作った箇所もあるらしいです。
結局、1年半というとんでもなく長い期間の入場となったわけですが、それでも出場させることができたのは、やっぱりJR東日本の財政が豊かだから?ついでに?ATS-Pまで取りつけられています。まあ、D51 498にまでATS-Pを搭載する会社ですから…。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

トラックバック(4件)

タイトル (本文) ブログ名/日時
さよなら「あそBOY」
JR九州のSL「あそBOY」が今日の運行をもって有終の美を飾ることになりました。 ...続きを見る
海岸通り3丁目
2005/08/28 20:40
【JR九州】お疲れ様さま。「SLあそBOY」
SL引退のニュース話です。 JR九州の蒸気機関車(SL)で、豊肥線等で、17年間活躍した「SLあそBOY」が今日2005年8月28日(日)、車体の老朽化のため引退したそうです。 残念ですね。。。 「SLあそBOY」は、JRの中では最も古いSLだったそうで.... ...続きを見る
たまちゃんのてーげー日記
2005/08/28 23:03
SLあそBOY
 JR九州の「SLあそBOY」が引退しました。僕は九州に行ったことがないので乗ったことはありませんが、昔鉄道がとても好きだったので、残念です。一度乗ってみたかったのに……http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050828-00000072-kyodo-socihttp://www.jrkyushu.co.jp/kuma... ...続きを見る
新・児玉密着プロジェクト
2005/08/28 23:06
現役最古の国産SLが引退だって
現役最古の国産蒸気機関車として、JR豊肥線の熊本―宮地間を走ってきた「SLあそBOY」がついに引退だって。 まだSLが走っているなんて知らなかったョ。 お疲れさまでした〜 ...続きを見る
ぶろーくん
2005/08/29 01:56

コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
はじめまして。TBさせてもらいました。
ボクはニュースで知ったのですが、まだSLが走っていたんですね。
今はお疲れ様って感じです。
菊之門
2005/08/29 01:56
今、引退が話題になっているSLあそBOYが
走っていた阿蘇に生まれ、住んでいます。
以前からSLあそBOYの話題は
取り上げていましたが、見直してみたら43件
もUPしていました。暇な人はどうぞご覧を。
http://green.ap.teacup.com/applet/asobowzz/msgcate13/archive
asobowzz
2005/08/30 00:54

コメントする help

ニックネーム
本 文

PHOTOHITOブログパーツ


古い車両のメンテナンスも大変ですね… Cassiopeia Sweet Days/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる