![]() 石垣空港は滑走路が1500m短いため、いろいろと運用制限があります。羽田・関西・伊丹からは石垣まで直行するのに、石垣から羽田・関西・伊丹への直行便がないのは、それだけの燃料を搭載してしまうと、離陸ができないからなのです。 そんな運用制限がこんなところにも影響を与えたようです。 『自衛隊機パンクで滑走路閉鎖=民間機に最大1時間遅れ−那覇空港』ちなみに、目的地外着陸したのはNH1766便(エアーニッポン(ANK/EL/アンクエア)運航便)で、12時39分がブロックアウトの時刻となっていますが、14時26分のブロックインの注釈で「宮古着に変更」となっていました。おそらく、滑走路再開まで待機できるだけの燃料は搭載していなかったんでしょうね。 通常、飛行機の燃料の搭載量は目的地までの燃料以外に、目的地が天候不良の場合は代替着陸空港(ダイバート先)まで行けるだけの燃料や、ある程度の待機をするだけの燃料を搭載します。 しかし、石垣空港は燃料も制限しないと離陸もできません。いきおい、天候も悪くなければ、搭載燃料も少なくできるなら少なくしたいところです。まあ、予想外のトラブルがあったために燃料が足りなくなる、と判断したのでしょうね。 しかし、こんなことが起こりえるほど短い滑走路ということで、まともな滑走路をもった新石垣空港が欲しいのはよく分かりますね。 ここからは余談。 以前に緊急時の燃料投棄について書きましたが、日本の国内線では緊急着陸の時にも滅多に燃料投棄はしません。日本の国内線では、はっきりいってそんなに燃料を搭載していないので、そのまま着陸しても問題ないからです。 例えば、国内線用B747SRの最大離陸重量は263トンしかなく、国際線に飛んでいるB747-400の最大着陸重量265トンを下回ります。SR型や400D型では、最大着陸重量も数字の上ではもっと少なくなっていますが、最大離陸重量より小さく表記しているだけで、実際には全く問題ないのです。むしろ、国際線機材より脚や機体などが強化されているので、ますます問題ありません。 ついでに書くと、B747-400の航続距離は12300kmですが、日本の国内線用のB747-400Dは4170kmと、低性能ワイドボディ機で趣味者には有名なイリューシン86と大して変わりません。つまり、どうせ長くは飛ばないことが分かっているから、それだけしか燃料を搭載しないことにしているんですね。 |
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