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zoom RSS 「悪質ないたずら」で済まなかったかもしれない…

<<   作成日時 : 2005/09/20 00:09   >>

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JR西日本の事故以来、この手の列車妨害が目立つようになっています。中には「JRが置き石の可能性があると言ったから、余計に増えた」という意見もあるみたいですが、私はそういう見方はしません。JRが置き石について言及していようがしていまいが、犯罪であることに違いはないからです。
最近の電車にはたいていスカートと呼ばれるものがついていて、多少のものは跳ね飛ばせますが、それにしたって限界はあります。この季節だからまだ何とか止まれたようですが、真冬の吹雪の中だったらどうなっていたことか…。
<線路に土のう>特急、急停止 乗客にけがなし 旭川
18日午後3時10分ごろ、北海道旭川市江丹別町春日のJR函館線の第2伊納トンネル入り口で、左側のレール上に土のうが2個置かれているのを旭川発新千歳空港行き「特急スーパーホワイトアロー20号」(5両、乗客161人)の運転士が発見、急停止した。乗客にけがはなかった。列車は約20分後、運転を再開した。旭川中央署などは、悪質ないたずらとみて往来危険容疑で調べている。
JR北海道によると、土のうはそれぞれ長さ10センチ、幅40センチ、厚さ10センチ。トンネル入り口に砂利の飛散を防ぐための土のうを積んだネットがあり、ここから運ばれた疑いがある。
函館線では17日にもこの現場から約6キロ離れた同市近文町の線路に枕木、美唄市の茶志内駅構内に木製のケーブルドラムのようなものが置かれるいたずらがあった。(Yahoo!ニュース-毎日新聞)
ところで、置き石と言っても小石1つではそうそう脱線するものではなく、たいていは弾き飛ばされるか粉砕されてしまうかのどちらかですが、最近の傾向としてはやたらと大きいものを置く傾向があります。
こういうケースだと、脱線にまで至らなくても、電車の床下ってブレーキの空気管とかいろいろ大事なものがありますから、何かの拍子に損傷してしまうと電車が動けなくなることだってあります。以前千葉の東金線で線路に自転車が置いてあった事件では、ブレーキ管が損傷して動けなくなったと記憶しています。「なんだ、電車ってずいぶん弱いんだな」と思う人もいるかもしれませんが、これは何も電車だけの話ではありません。自動車だって大きな石を巻き込んでしまって、オイルパンに穴があいてしまってオイル漏れを起こしたりすることだってあるわけですし…。

まして、土嚢とかだと、跳ね飛ばせるかどうかも分かりません。「スーパーホワイトアロー」は最高時速130キロの列車で、いくら785系が非常ブレーキをかけてから600mで停止できるからといって(785系はそういう制限のある時代に作られています)、現場はカーブなどがあるあたりですから発見が遅くなることも考えられ(130キロ出していない可能性もありますが)、止まりきれるかどうか分かりません。

これで脱線して死傷者が出ようものならどうなるか…。
原因が分かるまでは間違いなく鉄道会社が総攻撃されるでしょうし、原因が分かっても「鉄道側の対策ができていない」とか、被害者のはずなのに言いたい放題言われかねません。で、そのうち線路沿いに監視カメラなどが多数設置されるようになるのでしょうか。

そこまでしないといけない時代というのは、いやなものですね。

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