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zoom RSS またしても大変な事故が…

<<   作成日時 : 2005/12/26 22:44   >>

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どうも今年は最後まで交通機関のトラブルのニュースが聞こえてきてしまいます。
昨夜のうちにニュースは入っていたのですが、事故発生から24時間経ち、どうやら突風の影響ということは間違いなさそうです。

Yahoo!ニュースカテゴリ-JR羽越線特急脱線事故

少なくとも、現時点で分かっていることは、
  • 列車は485系3000番台の6両編成。
  • 列車は1時間程度の遅れだった。
  • 現場付近の最高速度は120キロ、列車は100キロ程度で走っていた。
  • 事故当時、現場に一番近い風力計(930m離れているそうですが)は風速5〜20m程度で、風速25mという規制値にはかかっていなかった。
この中で「あれ?」と思ったのは、事故当時の速度。
福知山線の事故では回復運転が云々という話があったのですが、今回の事故では、120キロで走れる区間で100キロ?回復運転はしていなかったのでしょうか?確かに、首都圏のJR東日本に乗っていると感じるのですが、普段から回復運転らしい回復運転はあまりなく、せいぜい停車時間を短く切り上げる程度だったと思います。今回の列車も、そんなに高速ではなく、比較的流して走っていたのかも?
ちなみに、485系はどちらかといえば重い車両で、高速性能はあるものの加速はそんなによくありません。何とか出して130キロ、というところですね。青函トンネルでは下り勾配を利用して140キロ出していますが、これは特殊な例。

まあ、どこかのテレビで、いかにも知ったような顔をして「JRになってから軽い車両ばかり作っていて強度が弱くなった」とか言っている人もいるようですが、485系がどんな車両か知らないんでしょうかね。

となると、福知山線のように過密ダイヤと保安システムの不備と速度オーバーと運転士の心理状態が密接に影響していた事故とは、しっかり区別して考えなくてはならないと思います。ダイヤの密度は高くないし、速度制限もほとんどなく、その制限より低い速度で走っていた上、回復運転の様子も見られないのですから、「遅れという事実が運転士の心理にどうのこうの」というような推測は、あまり意味を成さないような気がします。120キロ出していたのならともかく。

いずれにしても、死者4名という痛ましい事故になってしまいましたが、ではどんな対策をするかと考えると、気象というコントロールできないものを相手にすることになるので、これは大変難しい問題です。
山形特急転覆 原因究明難航か「突風受けやすい構造」とも』(Yahoo!ニュース-毎日新聞)の中では、1978年に営団地下鉄東西線が竜巻で脱線した事故についてもふれられていますが、確かあの事故のあとに、走行中の列車を竜巻が直撃する確率を調べたら50〜100年に1回あるかどうかということで、不可効力という結論になっていたと思います。
もちろん、だから何もしなくていいということではありませんが、徹底的に…といったところで、線路の両脇を風力計で埋め尽くすくらいしか思いつかないのですが…何か妙案のある方はいらっしゃいませんか?

ところで、こういう事故が起きると「そんな風くらいで列車が横転するか?」という人も必ずいると思うのですが、風を甘く見てはいけません。
道路交通だって、海沿いの道路や谷を越す陸橋では、そういうに風の影響はあります。軽い車もそうですが、トラックやバスなど、横風を受ける面積の大きい車両では相当な影響を受けます。東京湾アクアラインを走るバスに乗ったことがありますが、座席に座っていても、はっきり風の影響を受けていることは分かるほどの強風でした。もしかすると、横転しなかったのは運がいいだけだったのかもしれません。
気象に絶対は存在しないのです。

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おはようございます。山形JR羽越線の脱線事故、犠牲者がまた一人増えてしまいましたね。捜索の終了後、亡くなっていたとはいえ、取り残されていた女性はどんな気持ちだったことでしょうか。吹雪の中、捜索される方たちの苦労もたいへんなものだと思います。まだ、取り残さ.... ...続きを見る
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コメント(3件)

内 容 ニックネーム/日時
当方、事故発生の30時間ほど前に485系3000番台充当の「いなほ5号」に乗っており、このニュースを知った時は他人事とは思えませんでした…
回復運転ですが、E電区間では日常的に見られます。朝ラッシュ後の遅延が常態化している中央線快速ではかなりのスピードを出すことも多く、横浜〜新宿を25分台で走破した湘南新宿ラインの特別快速に乗り合わせたこともあります。しかし地方ですと仰せの通り、回復運転はあまり見かけません。今回の「いなほ14号」も、酒田〜余目で100km/hは普段通りの運転速度だと思います。
今回の事故は天災の部類に入るものでしょうが、重量のある485系でも突風で浮き上がってしまうのですから、実行可能な対策は遮風版の設置ぐらいのものでしょうか…
S.WATANABE
URL
2005/12/26 23:51
私の比較的よく利用する首都圏のJRというと、横浜線と相模線なのですが、単線の相模線はともかく、横浜線でもたまにしか見かけなかったりします。やるところではやっているのですね。
しかし、羽越線は単線区間もあるので、一部区間だけ回復運転したところであまり意味はないと思いますので、実際に回復運転は行っていなかったと思っています。
いずれにしても、天災としか言いようがない事故ですが、少しでも何か対策を立てていくしかないですね。
のぞみくん
2005/12/27 00:06
ダウンバーストの恐ろしさについて、実感しているものです。
今回の脱線事故について、ダウンバーストもしくは竜巻による突風
ではないかという話ですが、急激に非常に発達した積乱雲によって、どちらも急に、台風の真っ只中に入ったような非常に強い風が吹くようです。風速計をいくらたくさん設置しても、
その場所で強い風が吹くのは、突風がおこっている最中でしょう。
また、その場所では50〜100年に一度起こることであっても、
日本全国や世界中では、どこかで、いつか、起こることだと思います。
現在、でき得ることとして、個人的な意見ですが、@発達した積乱雲を10〜20分のリアルタイムで監視し、情報を得ること、A突風による被害の情報や、20キロエリアぐらいの数キロ間隔の風速計のデータを10〜20分のリアルタイムで得て、突風の移動を知ることだと思っています。
どうか、今後、このような悲惨な事故を防ぐことができるように、
これから、いろんな分野の人たちが知恵を寄せ合って、新しい対策がなされてゆくことを願います。
ぐずら
2006/01/02 08:42

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