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<<   作成日時 : 2006/01/10 16:28   >>

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いや、確かに警察の仕事としてはそうなんでしょうけれど、死傷者の数だけで判断されても困るのですが…。
山形・特急転覆 「ダウンバースト」有力 予見は困難
山形県庄内町のJR羽越線特急転覆事故で、山形県警と国土交通省航空・鉄道事故調査委員会は、脱線の主因とみられる突風に着目し、現場周辺に風速計を設置するなど、原因究明に乗り出した。突風の正体は、発達した積乱雲から強い下降流が生じるダウンバーストとの見方が有力。過去に経験したことがないような突風に対してJR側が安全運行に努めたかや、予見できたかが今後の焦点となる。(酒田支局・梅木勝)
事故当時の12月25日夜、現場に吹いたのは冬の日本海側特有の北西風ではなく、南西の突風だった。暴風雪警報こそ出ていたが、冬場の荒天時に典型的な「西高東低」の気圧配置ではなく、風も現場以外は格別強かったわけではない。
庄内地方は年間を通じ雷の発生が全国2位で、特に冬場は頻発する。酒田測候所は「事故当夜は上空に真夏並みの積乱雲が発達し、大気が不安定となって竜巻やダウンバーストが起きた可能性がある」と指摘するが、今回のような被害は過去に例がなく、「局地的な発生を予想するのは困難」と言い切る。
しかも被害は帯状に及ぶ竜巻と異なり、現場を含めたほぼ直線上に点在した。現場から南西に約6キロ離れた酒田市の国道7号沿いでは、重さが100キロ以上あり、耐風40メートルの鉄製防雪柵が5つも飛ばされ、さらに南西約2キロの砂防林では、長年台風に耐えてきたクロマツが10本以上も根元からなぎ倒されるなどした。
風向や地形の悪条件も重なった。国立鶴岡高専の丹省一教授によると、車体は進行方向に対して真横より、斜め前方の風の方が風裏の気圧が下がって引っ張られる力が大きくなると指摘。事故当時の南西風はこの条件に合う上、例年にない大雪で付近は雪原となり、線路がある土手上に風が集まり、吹き抜けやすい地形になっていた。
当時、酒田市で観測された最大瞬間風速は、JRの徐行規制値(25メートル)に満たない21.6メートル。丹教授がこの数値をもとに、前述の条件を加味して計算した風速は約2倍の42メートル超となった。「瞬間的な突風は風速計でとらえ切れない。列車が受けた衝撃は計り知れない」とみている。
過去に強風が原因となった脱線事故としては、1986年の兵庫・余部鉄橋の転落(6人死亡、6人重傷)や、94年の北海道・根室線(27人重軽傷)、同年の岩手・三陸鉄道(5人重軽傷)などがある。
いずれも運行関係者の過失が問われ、(1)強風を示す警報装置が作動していながら停車措置を怠った(余部のケース)(2)定期検査での異常を放置し、風速計のデータが輸送指令室に伝わらなかった(根室のケース)―など、事故との因果関係が指摘された。
一方で、三陸鉄道の場合は「風速40メートルの暴風は突発的で、予測は困難だった」として起訴猶予処分となり、刑事責任は問われなかった。
局地的に起こるダウンバーストについて、気象や鉄道の専門家は「国際空港に設置されている特殊なレーダーでなければ、事前にキャッチするのは難しい」と口をそろえる。
県警捜査本部は現場を含めた周辺の被害状況を見分。風速計も設置し、JRの機器が正常だったことを確認し、風向や風速のデータを集めている。
幹部捜査員は「死者5人、負傷者32人という大惨事だけに『突風という天災が原因だった』では済まされない。JRの運行基準に問題がなかったかなど、刑事責任の追及を目指す」と語り、業務上過失致死傷容疑での立件を視野に検証作業を進めている。
[ダウンバースト]積乱雲の下で冷気を伴った激しい下降気流ができ、強風を伴いながら地表面にぶつかって水平方向に広がっていく現象。特に、航空機にとっては重大な事故につながる恐れがある。規模によりマイクロバースト、マクロバーストと呼ぶ。(Yahoo!ニュース-河北新報)
これで「予見が困難だった」という結論になったときの、この幹部捜査員のコメントを聞いてみたいような。

しかし、この手の運行基準などはどの鉄道会社も似たり寄ったりという気がします。どちらかというと、単にJR側の基準ということではなく、鉄道業界全体に有益な結論が出ればいいかな、と。でも、結果的に、また対策費用の捻出で財政に余裕のない中小私鉄が悲鳴を上げることになるかもしれませんね。
しかし、専門家が「予測困難」と言い切るような現象ですし、解明も対策検討も相当時間がかかることになるかもしれません…。

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[ニュース]JR東日本が取材自粛の公式依頼を偽装
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五月原清隆のブログハラスメント
2006/01/10 21:18

コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
確かに、刑事事件として立件されると、
JRの担当者が気の毒かもしれません。

再びこのような事故が起きないよう、
徹底した原因究明と対策はして
ほしいです。とりあえずは、風速計の
改良と増設でしょうか?
大原さんのファン
2006/01/10 20:54
 まぁ、司法警察ってのは事件を送検してナンボですし、これだけの「ネタ」で全員無罪なんて結論にしてしまっては、県警幹部の経歴にも傷が付く事になります。減点主義の警察社会においては、何としてもこの脱線事故で誰かに有罪判決を下してもらわないと、関係者の出世街道は途絶する事になります。真相究明や再発防止の為ではなく、カリア組の保身や出世の為だけに、執行猶予を食らうJR関係者が出てくる事でしょうね。
#ですから、検察で不起訴処分になるというオチも、同様に県警幹部としては絶対に避けなければならない話です。

>「予見が困難だった」という結論になったとき
 そんな時こそ、毎日新聞の社説子を召喚するんですよ。そうすれば、「風の息づかいを感じていれば、事前に気配があったはずだ」と証言してくれますから。証拠として採用されるかどうかは、その時の裁判官次第ですけどね。最近は変な裁判官もいますから、必ずしも不採用になるとは限りません。
五月原清隆
URL
2006/01/10 21:15

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