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zoom RSS 北海道ちほく高原鉄道ふるさと銀河線

<<   作成日時 : 2006/03/04 00:43   >>

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1989年、北海道に数多く存在した特定地方交通線の中で唯一、第3セクター鉄道による存続の道を選んだのは、国鉄〜JR北海道の池北線から転換された、北海道ちほく高原鉄道ふるさと銀河線でした。

しかし、そうでなくても沿線人口の希薄な地区で、当初から厳しいスタートが予想されました。経営安定基金の運用益が多いうちは良かったのですが、低金利時代に入ると運用益など望むべくもなく、さらに厳しい状態になってきたのでした。

1994年に北海道旅行をした際に、必ず乗っておきたいと初めから考えてプランニングした線区の中に、ふるさと銀河線も入っていました。

未明の3時台に夜行特急から池田駅から降り立ち、足寄と本別で乗降したりしながら北見まで乗ってみました。足寄あたりでは高校生の利用が結構多かったのと、北見近郊で若干利用者が多くなった以外はさほど乗っておらず、特に途中の峠越えの前後では、私以外に乗客がいない状態が続いていました。
それでも、たとえ乗降客がいなくても、必ず発車時に警笛を鳴らしてから発車するのには感動しました。その警笛の音色も、ふるさと銀河線という線名には良く似合っていました。


しかし、年間5億円もの赤字を出しながら走りつづけるのは、端から見てもかなり困難だったと思います。

2001年には北見〜池田を通しで走る「SL銀河号」を運行、その翌年からはふるさと銀河線という路線名にちなんで、銀河鉄道999ラッピング車両も走り始めました。何かと話題作りはしていたと思います。

しかし、話題だけでは乗客はなかなか増えません。

石北本線の旭川〜北見間と比較すると線形が悪くないことから、高速化して特急を走らせることで存続、という動きもあったようですが、それは存廃問題が石北本線に変わるだけで、根本的な解決にはなりません。

結局、2005年4月に廃線となることが決定してしまったのでした。
いずれ、ふるさと銀河線に乗って「しばれフェスティバル」でも行こうかと思っていたのですが、半分は果たせないことになってしまいました。

廃止は2006年4月20日限り。あと1ヶ月半程度です。乗りに行くことは出来そうにありませんが、最後の日まで無事に走り続けて欲しいと思います。

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コメント(7件)

内 容 ニックネーム/日時
私も、一度は乗ってみたい線区だと思って
いましたが、適わず仕舞いでした。
こうしてローカル線がまた一つなくなっていくのは
なんとも寂しいことですね。
jetblue
URL
2006/03/04 10:27
 偶然ですが、私も1994年に中学鉄研の合宿で行っていますね。この時から、「補助金打ち切り後にどうやって存続しようか」という事が既に問題となっていましたが、やはり廃線という結論は避けられなかったんでしょうね。この沿線環境を考えれば、存続する方が非効率というものですから、仕方がないでしょう。何でもかんでも存続すればいいというものでもありませんし。
 しかし、これで北海道から第3セクターの鉄道運行会社が消えてしまいましたね。次に第3セクターが話題になるのは、北海道新幹線の開通による並行在来線区間なんでしょうね。これはこれで、余り明るい話題でもないのですが。
五月原清隆
URL
2006/03/04 12:43
沿線環境から考えると、相当に厳しい経営環境であったことは間違いないでしょう。財源のあてがない限りは、存続を求めることは無理なので仕方ないですね。
ちなみにこの旅行では深名線も乗車していますが、この時には朱鞠内で趣味者相手に「深名線はJRバス化が最善策」と言っていたりしました。その後どうなったかはご存知の通りですが、予想が当たったと言うよりは、単に他の選択肢がなかっただけなんですよね〜。
のぞみくん
2006/03/04 21:13
>深名線
 あ、これも同じ時に乗ってます。しかも、オホーツク10号(夜行)からの乗り継ぎで(笑)。まぁ、深名線のダイヤがアレでしたから、自然と乗る列車も限られてきますよね。
 で、バス転換なんですが、鉄道は最早シビルミニマムとしての存在価値を認められなくなったという事なんでしょう。実際、道路の方が鉄道よりも汎用性が高く、受益者も多いですからね。
五月原清隆
URL
2006/03/06 00:44
まあ、深名線沿線の場合「バスは走らせれば儲かった」昭和30年代に路線バスが撤退してましたから、逆に考えれば「よく今も公共交通機関が存続できるものだ」と感心してしまいますけれどね^^;。
のぞみくん
2006/03/06 00:58
ふるさと銀河線は2回乗りました。2回とも池田から北見まで全区間乗り通しましたが、1回目は乗り継ぎ時間の関係で池田駅の「ステーキ弁当」が買えず悔しい思いをしたので、数年後今度は池田駅での乗り継ぎ時間を十分にとって「ステーキ弁当」を購入、銀河線の車内でおいしくいただき、リベンジを果たしたという思い出があります。

廃線後、陸別町が保存鉄道として一部区間を残すという計画があります。鉄道を趣味とする者として、今後はこういう事業をささやかながらでも応援していくことが必要なのではないかと僕は思うんですがどうでしょうか・・・
いのぴょん
2006/03/07 01:02
JR池田駅、JR北見駅から歩いていけるところに、ふるさと銀河鉄道の車両は保存されているのですか。
もし保存されていたら青春 18きっぷを
利用して撮影しに行こうと思います。
大阪人
2009/01/26 13:14

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