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zoom RSS 185系の普通列車運用が終了、それはつまり…

<<   作成日時 : 2012/12/28 00:10   >>

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185系の話を初めて聞いたのは、たしか叔母から「新しい湘南電車が出た」ということを聞いたのが最初だったと思います。すぐ後に新聞などでも発表され、ずいぶん垢抜けた車両だと感じたのは今でも覚えています。
JR東日本3月ダイヤ改正 横浜支社ダイジェスト
○普通列車の使用車輌変更
 東京発 7:24発伊東行を熱海行とし、使用車輌を185系12輌からE231系10輌に変更。混雑緩和を図るとともに、東京―熱海間の全ての普通列車でSuicaグリーン券が利用できる。

185系は、よく知られている通り、特急形なのに普通列車への運用を考慮して製造されました。外観は斬新ではあったけれど、内装は転換クロスシートで、「あれはデッキ付の117系だろう」という人もやたらと多かった気が。そもそも車体断面も足回りも117系とほぼ同様ですからねぇ…。

もっとも、185系導入前の東海道線がどんな感じだったかということになると、意外と覚えている人はいないのかもしれません。
今では想像も付かないのですが、実は田町電車区には特急「あまぎ」の183系と、波動用の167系を除けばすべて153系。つまり、田町電車区には3扉の電車は1両もいなかったのでした。数多く走っているように見えた113系は、実は国府津や静岡の車でした。

それが何を意味するのかというと、153系は「間合い運用」という言葉を超えて、普通列車に多用されていたということなのです。

実は少し前に調べてみたのですが、東京発下り電車の毎日運転の定期列車だけで見た場合、平日ダイヤでは153系使用列車22本のうち急行は4本だけしかなかったのでした。土曜ダイヤでは24本中急行は10本と増えますが、休日ダイヤでは20本中急行は4本だけ。少なくとも、田町の153系に関しては「急行の間合いで普通列車」と言えるような運用ではなかったのです。いわれて見れば、153系の普通列車に何度か乗った記憶もありますし、そもそも田町の153系は、正面の種別幕を一度も使用したことがなかったと、何かの本に書いてあったような…。
さらに考えてみると、153系はもともと80系電車の後継だったような気がしますし、80系電車こそが、「湘南電車」と呼ばれるようになった最初の形式であるという事実もあります。

冒頭で叔母が言っていた「新しい湘南電車」という言葉も、153系が当たり前のように普通列車に運用されていたという現実を考えると、その後継の185系が「湘南電車」と呼ばれてもおかしくありません。ということは、185系は特急形とか近郊形というような用途区分で考えるのではなく、「湘南電車」と考えるほうが正しかったのかもしれません。153系が急行用なのか普通列車用なのか分からなくなるような使われ形をしていたのですから。

185系だけで見れば1本だけ残っていた普通列車がなくなるだけなのですが、これは80系電車以来延々と続いてきた「2扉デッキ付車両の普通列車」の消滅、見方によっては「湘南電車の終焉」と考えてもいいのかもしれませんね。




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